旭川市の訪問整体yuruASAブログ

北海道旭川市にある、訪問整体yuruASA院長 佐藤隆晃のブログです。 昼は訪問リハビリテーション事業所に従事している理学療法士です。

トリガーポイント


こんにちは



今日は腰痛についてです。

目次

・なぜ座り仕事は腰痛になるのか?

・腰痛に対するストレッチとトリガーポイントリリース方法



なぜ座り仕事は腰痛になるのか?

長距離ドライバー、デスクワークなどの座り仕事では腰痛になる方がいらっしゃいます。

私も訪問リハビリで一日朝から夕方まで車で移動しているので、腰が辛くなる気持ちはわかります。

どうしても車内の生活だと股関節を曲げたままになるので、股関節を曲げる筋肉が固まりやすくなってしまいます。

固まりやすい筋肉の中で腸腰筋という筋肉があります。

骨盤、腰椎から大腿骨についています。

作用はさまざま言われていますが、プロメテウス解剖学アトラスによると

主に股関節の屈曲と回旋、

そして、体幹の側屈と背臥位(仰向け)から体幹を起こすといった役割があります。

また筋骨格系のキネシオロジーによると間接的に骨盤の前傾に関わるとのことでした。

大腿骨を固定すれば骨盤と腰椎が近づいてくるイメージが分かるでしょうか?

骨盤前傾位が強くなるといわゆる反り腰となりやすく腰痛につながります。

反り腰では腰椎のカーブがきつくなって物理的なストレスが腰にかかってしまいます。

難しい専門用語がわからなくてもこの反り腰→腰へのストレスだけ覚えてください。

地域のサークルで講演させていただく機会があったのですが、なかなかここを理解するのが難しいようでした。

まとめると、座り仕事は股関節を曲げ続けるため、腸腰筋が固まりやすくなります。

腸腰筋が固まると腰が反りやすくなり、腰にストレスがかかります。

予防や治療のために股関節を伸ばすストレッチか、筋肉をやわらかく緩める必要があります。



ストレッチとトリガーポイントリリース方法

ストレッチでは

股関節の前面を伸ばします。

IMG_3095a


このように股関節の前を伸ばします。

伸ばしているのは後ろ足(写真では左足)です。

トリガーポイントリリース

では

ここをリリースします。

IMG_5716t

図は誰でもできるトリガーポイントリリースより



大腰筋のトリガーポイントはへそと上前腸骨棘を結んだ線と腹直筋外壁の交点あたりです。

図の中では一番上の黒い丸が大腰筋のトリガーポイントです。

上から二番目の黒い丸は腸骨筋のトリガーポイントです。

腸骨筋は上前腸骨筋付近から骨盤に指をもぐりこませれば触れます。


IMG_5718t
図はプロメテウス解剖学アトラス運動器系第3版より

深層にあるので、大腰筋を触るのは難しく練習が必要です。

探す方法として、股関節屈曲(特に90°以上)に作用するので深く股関節を曲げて収縮を感じてみましょう。

頑張って練習してリリースできるようになりましょう。



今日は座り仕事が引き起こす腰痛についてでした。

長く座ることで腰痛に苦しんでいる人がいることを知ったことや、

アプローチする機会があったことなどから久しぶりにトリガーポイントの記事を書きました。

私も長距離ドライバーの一人?として、ドライバー向けの運動やセルフケアを書いていけたらいいなと思っています。

読んで下さった方の役にたてばうれしいです。



今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。






こんにちは



最近トリガーポイントについての記事を書くことをサボっているので、

私が使っているセルフケアグッズを紹介します。

普段はテニスボールをよく使っており、訪問リハビリの鞄にも入れています。

しかし、肩周りなど自分ではケアしにくい場所があります。

その場合は違う道具を使います。

それはこれです。

IMG_5653

このようなセルフでコリをとるグッズは色々試したのですが、これが壊れなくて最強だと思います。

他のグッズは強く押そうとすると壊れてしまいそうで怖いです。

先端に丸い突起があって小さなコリまでピンポイントで押せますよ。

弱点は重さがあるのであまり持ち運びに向かないことですかね。

でも、家の中で使うには十分だと思います。



今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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7月22日に行われたAAAの外部講師セミナートリガーポイント肩関節編に参加しました。

私がトリガーポイントリリースの肩関節編のセミナーに参加したのが2年前。

この二年間で忘れていたことや間違えて実施していたことも多々あり、とても貴重な経験になりました。

今回特に触診が難しいと感じたのは小胸筋でした。

小胸筋は烏口突起から第3-5肋骨に走る筋で、その下を腕神経叢や上腕動脈が走っています。

小胸筋の緊張が高くなると、神経や動脈を圧迫することでしびれ感が出現する可能性があると考えられます。

さらに関連痛の範囲が『誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方』によると、胸から肩の前面、腕や肘の内側、中指~小指に広がるとのことでかなり広範囲に影響を及ぼす可能性のある筋です。

これらのことから今回の肩関節編では非常に大切な筋でした。

小胸筋の触診が難しい理由として、その表層が大胸筋で覆われており、表層から大胸筋を介してコンタクトすることが難しいためです。

大胸筋を避けて裏側からコンタクトしたのですが、視覚では確認できないため目に見えない筋の走行と深さをしっかりイメージできなくてはなりません。

深部の筋は走行がしっかり頭に入っていないとリリースすることはとても困難です。

さらにセラピスト側に余計な力が入っていると、患者側に抵抗されてしまい深く入るのが難しくなります。

毎回このセミナーで感じるのですが、今回も解剖学の大切さ、触診の感覚(触るだけではなく情報を得るための触診ができているか)、リリースできるための体の使い方の大切さを感じました。

今後も臨床に役立てるよう継続的に練習していきます。



今回のセミナーの内容はこちらのAAAのページがわかりやすいです。



今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

こんにちは、本日はトリガーポイントシリーズ3回目です。

トリガーポイントの原因についてです。

トリガーポイントはなぜ形成されるのでしょうか?

①身体的要因
これは不良姿勢や反復動作など筋の使い過ぎなどによるものです。

特定な筋肉にストレスを強いられる生活場面はたくさんあります。

どのような姿勢や場面でトリガーポイントが形成されやすいのかは、

これから少しずつトリガーポイントと交えて書いていきます。

②栄養的要因
TravellとSimonsによると、慢性痛の患者の半分近くがビタミンやミネラルの不足がみられるとのことです。

アプローチをしても変わらなかった場合は、栄養的要因も問診などで確認する必要がありそうです。

③心理的要因
筋が緊張している原因に不安やイライラなど心が緊張していることが原因なこともあります。

緊張状態が習慣化してしまっている原因はなんでしょうか?

それに対してできることがあればそちらへのアプローチも必要かもしれません。

他にも代謝的要因などがありますが、大きく分けてこの3種類の要因に対してアプローチをする必要がありそうです。

ブログでは主に①の身体的要因について少しずつ書いていきます。



今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

前回ではトリガーポイントの定義について書きました。

今回は症状についてです。
全部は書ききれないので特徴的な症状を載せます。

①関連痛
 激しい深部痛が起こるといわれています。特徴として、痛みの原因の筋が痛みが生じている場所の近くにあるとは限らないということです。例えば小殿筋にトリガーポイントができたときの関連痛は、太ももの外側から足首にかけて起こることがあります。言い換えると足首の痛みの原因が小殿筋というおしりの深くにある筋肉にあるトリガーポイントである可能性があるのです。痛みのあるところだけを見ていたら見逃す可能性があるかもしれません。

②神経の圧迫
 トリガーポイントによって太くなった筋は、付近の神経を頻繁に圧迫することがあります。圧迫された神経は電気信号を変化させ神経が働いている場所に、しびれ、疼痛、灼熱感、過敏症などの異常感覚が生じることがあります。

③血管の圧迫
 トリガーポイントが形成された筋は動脈を締め付け、血流を妨げ冷えが生じることがあります。熱エネルギーは血管で運ばれるので冷え性などの原因になることがあります。

④運動障害
 筋肉が短く硬くなるので可動域制限が生じます。これはわかりやすいですね。トリガーポイントがあると筋肉が縮むことも伸びることも難しくなるので筋力も低下してしまいます。(痛みが生じている時点で正常な筋発揮は難しいのですが…動かして痛いのに、力なんてでないですよね。)

以上『誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方』を参考にしてまとめてみました。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は原因についてを予定しています。



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