こんにちは


今日はまとめ記事です。

私が解剖学を学ぶ上で役に立った、参考にした本を中心にまとめてみました。

解剖学は理学療法士や作業療法士の養成校で最初に習う専門科目ではないでしょうか?

劣等生だった私は正直学生時代は全く興味がもてず、先生に怒られたこともありました。

しかし学んでみると終わりがなくとても奥深いものです。

臨床に出てからは、解剖学の大切さを日々痛感しています。

対象となる組織を正確に触れるには正しい解剖の知識が必要です。

目的地へのルートが何種類かあれば間違えても修正し、目的地にたどり着くことができます。

目的地のことやその周りについて詳しければ詳しいほど目的地に向かいやすくなります。

これと同じことが触診でも言えるのではないでしょうか。

一つの組織の周囲の組織を知っていれば知っているほど触りやすくなるような気がしています。

例えば仙骨を触るとして、大きさや形はもちろん腸骨や腰椎との位置関係、仙骨の上(浅層)や周りにどんな組織があるかを知っていれば知っているほど正確に触りやすくなります。

また、一つのルートからたどり着けなくても別のルートからアクセスする方法を知っていれば一つの方法で失敗しても別の方法でトライできるので触りやすくなります。

このように触診を学ぶのには、人体の地図である解剖学の知識が必要になります。

私が『感触診』など様々なセミナーに参加する上で、参考になった本をまとめてみました。



①ネッター解剖学アトラス

この本のいいところは組織間のつながりや位置関係が分かりやすいところです。

実際の人体の解剖に近いのではないでしょうか?

今はこの本をメインに使っています。

しかし、筋や骨単体の全容を見るにはごちゃごちゃしてて少し見にくいです。

個人的にはある程度解剖学を学んでからこの本を使った方が良いのではないかなと思います。

新品は高いですが、もし前の版などの中古が売っていればもう少し安い値段で買えると思います。

私も第5版を中古で買いました。

アマゾンなどで探してみては?



②プロメテウス解剖学アトラス

筋や骨格の触診を学ぶ際にこの本を購入しました。

順番でいうとネッターより先にこっちを買いました。

この本のよいところは個別の筋が分かりやすいところです。

起始から停止がすんなり理解できると思います。

絵がきれいなのでとても見やすいですよ。

表層の筋、深層の筋の位置関係を理解するのにはこの本が一番わかりやすかったです。



ネックは高額なことです。

上に載せたのは総論です。

主に運動器しか載っていません。

脳神経や内臓を学びたい場合は他の二冊の方が詳しく載っています。

三冊そろえて初めて解剖学書として完成します(他の本もあったらごめんなさい)。

しかし、なかなか3冊そろえるのは大変なのではないでしょうか。





③ボディナビゲーション

筋と骨の触診に特化した本です。

この本の特徴として、組織へのアクセスの方法、つまり触診方法が書いてあります。

それも結構詳しく書いてあります。

値段も今まで紹介したネッターやプロメテウスより安いので

先に紹介した二冊はちょっと…という方にはとてもおすすめです。

プロメテウスの前にしばらく使っていたのはこの本でした。

筋や骨の触診であればこの本で十分かもしれません。



④PT OT ビジュアルテキスト 専門基礎 解剖学

正直に言います。

私はまだこの本読んでません。

著者の町田先生が北海道で行った『いまさら聞けない解剖学』というセミナーはすべて参加しています。

セミナーでは参考文献などの資料も交えて臨床に役立つ解剖学を教えていただきました。

その町田先生が著者の本ですから、きっと興味深い内容なのではないでしょうか?

「読みました!」という方がいれば、感想を教えてください。




⑤誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方

ちょっと解剖学の本からは逸れますが、トリガーポイントリリースを学ぶのにこの本を使いました。

誰でもできると書いてありますが、平面の図しかないためトリガーポイントの好発部位がこの本だけでは少しわかりにくいと思います。

①~④の本を読んで多少解剖学の知識を入れてから読むとより理解が深まると思います。



⑥肉単・骨単・脳単・臓単

大学時代に肉単と骨単には大変お世話になりました。

脳単は就職直後に買いましたが、臓単が出ていたのは知りませんでした。

国家試験までの解剖学の入門にはこの本がもってこいではないでしょうか。









⑦その他

とここまで色々な本を紹介してきましたが、私は平面図を頭の中で立体的に再現するのが苦手です。

私みたいな方には骨模型もおすすめですよ。

私の家にあるのはこれだと思います。



動かして可動域を確かめるのには向いていませんが、ざっくりとしたイメージをつかむのにはこれが重宝しています。

同じアパートの住人に骨模型をもったまま挨拶して気まずくなったこともあるので、持ち運びには注意してください。

他にも以前の記事で紹介した骨模型も使っています。

よかったらそちらについての記事も読んでみてください。

等身大骨模型についての記事はこちら

頭蓋骨模型2分の1サイズについての記事はこちら


〇まとめ〇

いろいろな解剖書が出ており、それぞれ異なる特徴があります。

おすすめは参加しているセミナーや、受けている授業の先生が推薦する本、読んでいる本と同じ本を使うことだと思います。

解剖学書を通じてイメージの共有が図りやすく、よりセミナーの理解が深まるのではないでしょうか?

私はセミナーに出た数だけ解剖学書が増えていきました(笑)



今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。